胆石に関連する病気
胆汁性嘔吐
加齢や生活習慣病が原因で胆汁が逆流し、胃や食道を荒らして嘔吐してしまう状態を胆汁性嘔吐と呼びます。病名としては胃食道逆流症と言いますが、原因が胆汁の場合には胆汁性嘔吐と呼ぶのが一般的です。
食生活の乱れで胃酸過多となっても逆流が起こりやすくなるので、生活習慣病の一つにも数えられています。この病気は新生児にも多く見られます。吐しゃ物に緑色のものが混じっている場合は胆汁性嘔吐が疑われます。
新生児が胆汁性嘔吐を起こす場合、腸が正常に機能していない可能性があります。放置すると重篤な状態になりかねないので早急に小児科を受診させてください。赤ちゃんが母乳やミルクを嘔吐した時にはよく確認をすること以外発見の手立ては無いので、嘔吐した場合はよく色に気をつけて下さい。胆汁性嘔吐は胆汁の逆流が原因で起こる病気です。
胆汁は胆管を通って肝臓から胆嚢に一時貯留され、食後十二指腸に食べ物が届くと胆嚢から十二指腸にむかって放出されます。したがって通常は胆汁の逆流はありえないのですが、胆石や胆管炎などで胆管に炎症が起こっている場合、胆管が機能不全を起こします。
これが原因で胆汁が鬱滞し行き場を無くした胆汁が逆流していくと考えられています。この状態を放置すると炎症はどんどんと広がっていき、敗血症を引き起こし命に関わる危険性もあります。胆管に詰まった胆汁を取り除くには胆管に管を通して排出させる必要があります。この処置を経皮経肝胆道ドレナージ と言います。この処置は局所麻酔を行ったうえでエコーで画像を確認しながら胆管に管を通すというものです。