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胆石発作が起こったら
胆石症は無症状であれば特に治療は必要ないと言われています。しかし放置して胆石が成長すると胆嚢や胆管では炎症を起こし、疝痛(せんつう)と呼ばれる激痛が右上腹部から背中、更には肩にかけて広がっていきます。
結石による痛みは尋常ではありません。このほかにも発熱や吐き気、嘔吐などが起こります。胆石発作を起こした場合胆石を取り除くか胆嚢そのものを摘出する以外に治療の術はありません。
軽度の発作の場合は胆石溶解剤と痛み止めの内服で治療可能ですが、これはコレステロール系胆石にしか効果が無いと言われています。したがってビリルビン系胆石の場合には体外衝撃波による胆石破砕が行われます。
しかし胆石は一度発作を起こすと再発するリスクが非常に高い病気でもあります。したがって多くの医者は胆石発作を起こした場合胆嚢摘出術を勧めてきます。胆石は胆嚢内で作られるため、胆嚢を摘出すれば胆石発作再発のリスクが無くなるからです。
胆管に出来る胆石も胆嚢で作られた胆石が胆汁とともに流出して胆管内に残ったものです。今では手術も短時間で予後も良好な手術方法が一般化しています。入院に際しても3日程度の入院で済み、退院後1週間程度で職場復帰も可能です。
ですから再発して何度も疝痛に見舞われるリスクを負うよりも摘出するほうを勧めることが多いのです。胆石そのものは初期の段階で無症状の場合が多く、最近では健康診断や人間ドックで導入されているエコー検査で結石の存在が見つかる場合が多いので、胆石が見つかったら速やかに病院に相談し、発作が起こる前に対処するのが望ましいですね。