予防法

胆石を防ぐ10の方法

食生活の欧米化に伴い、日本人の胆石の70%がビリルビン系胆石からコレステロール系胆石へと変化しました。青みの魚に含まれる良質のEPAやDHAや大豆はコレステロールの体内への吸着を予防してくれるといわれています。統計的にも胆石を患っている人の多くは青魚をあまり食べないというデーターがあります。和食の良さを再確認したいですね。

この症では胆石予防の為に食生活の見直しも含めて具体的な10の方法を挙げてみます。この10の方法を是非実践して日頃から胆石の出来にくい生活を送ってください。

先ず第1に規則正しい食事時間を心がける。これは胆嚢を1日3回収縮させることで胆汁が長時間胆嚢内にとどまることを避けるためです。

第2にコレステロールの高い食事は避ける。理由は上記の通り、現代の胆石の70%がコレステロールを主成分とするコレステロール系胆石だからです。

第3はカロリーの過剰摂取を避ける。高カロリー食は高コレステロール食でもあります。また胆石を患う人の殆どが太り気味の傾向にあります。特に内臓型肥満の場合肝臓の周りに脂肪が付く脂肪肝になりがちです。胆汁は肝臓で作られるので肝機能の低下はビリルビンの値を上げ胆石が出来やすい原因となるのです。

第4は肥満解消。これは一つ前でも触れましたが、胆石患者さんには太り気味の傾向が見られます。過食は胆汁の分泌が促進され、総胆管に常に胆汁が溜まってしまう状態を招いてしまい胆管結石の原因となりかねません。

第5は魚を沢山食べる。特に青魚に含まれるEPAはコレステロールの吸収を阻害してくれます。

第6は極端なダイエットを避ける。やせたいと思うあまり極端な食事制限を行うと胆汁の分泌が阻害されてしまい胆石の原因となります。

第7に適度な運動を心がける。これは言うまでもありませんね。健康な身体であれば胆石の心配は要らないからです。

第8は高脂血症(中性脂肪)にならない。これも今まで説明してきたとおりです。コレステロールや脂肪の過剰摂取は厳禁という事です。大切なことなので繰り返しました。

第9は胆石を作りやすい薬剤を避ける。これは他の疾患を持っている場合ですが薬の中には副作用として胆石を作りやすいものもあります。投薬を受ける際にはきちんと薬剤についての説明を受けましょう。

第10は妊娠後の女性は気をつける。これは少し意外だったかもしれません。明確な因果関係は分かっていませんが、妊娠直後に胆石を患う女性が多いというデーターがあります。妊娠後の女性は先の9か条を心がけるようにしてください。